面会♪

保育園のお友達やいとこのおにいちゃんが面会にやってきてくれました。バニラはガラガラガラ...とベッドごとの大移動。電車気分で楽しいらしい。「レッチュ ゴー！」

お友達とは私と一緒に来たのだけれど、緊張してしまったのか最初から一言もしゃべらずバイバイでした。どうやら面会という本当の意味は分からずに、マオと一緒に遊ぶのを楽しみにしていたようで、「なんでバニラちゃんはパジャマ着てベッドにいるんだろー。お外の滑り台で遊びたいのになぁ」と考えていたらしく悶々とした時間を過ごしてしまった様子。

いとこのおにいちゃんはおにいちゃんらしく(?)、ギャグ満載でマオを笑わせようと奮闘。バニラはおにいちゃんやそのママ(私にとって義妹)が大好きでニコニコ笑顔・熱烈歓迎ウエルカムで出迎えてあげられるけど、パパ(同：実弟)はちょっと苦手。「コワイ..」と言って隠れちゃう。坊主&ヒゲが敗因のようなんだけど。しばらーく一緒にいれば遊べるくらいになるんだけどね。
たくさん遊んであっという間の一日でした。

お漏らし事件発生

実は先週”お漏らし事件”が発生して、今日までベッド抑制となっていました。

当初の予定では今週は歩いて、検査して、そろそろ退院！？といい意味で緊張していたのですが、土曜日朝に謎のお漏らし。おしっこなのか傷口からのものなのか由来がわからないものだったので、大事をとって1週間ベッド抑制、ベッドと一体になったベストを着て安静にして寝て過ごすこと(寝返り禁)を言い渡されました。すでに椅子に座ってプレイルームで遊んだり、歩くそぶりまでみせていたので、このお達しは厳しいものでしたが、バニラは「がまんする」と口をへの字にして約束してくれました。
土日は一日中付き添いができるのだけれど、平日は仕事で一人で過ごさなければならないので、あんまり我慢させるとも辛いだろうし、泣いてしまっているのではないかとかと、とてーも心配で終業後は毎日ダッシュで病院へ向かっていました。(でも1時間かかる...)

でも時々保育士さんや看護師さんが遊んでくれたり、TVを見たりiPodで音楽聴いたりして過ごしていたようで泣くことグズることはほとんどなし。グズるとしたら「ごはんが足りない」というくらい。身体は元気なので、おしゃべりする声もだんだん大きくなっていつものおしゃべりも開始！そして寝ながら絵本を開いて支え、ページをめくり、読めるという技を習得したので、長くて退屈な時間も少しだけ減ったようでした。
日中は思っていたよりも遊べていたし安心できたのだけど たっぷり昼寝をするせいか、夜はちっとも寝てくれずひどい時は24時過ぎ...それから帰って食事して..をする私たちは今週ヘロヘロでしたね。

そして今日、学会帰りの先生に診察してもらって晴れてお座り解禁！！(ただしベッド内)
ご飯も座って食べられるし、ベッドを引っ張って移動(散歩)もできて、バニラも喜んでいます。寝言にも出てきたトーマスビデオにも久々鑑賞できました。さて月曜から歩くぞ～。

ICU→一般床へ

水曜日にICUから一般病棟へ移りました。一歩前進！

個室で無機質な環境のICUでは身体は回復していくものの、心が閉じこもったままでとても心配していました。小児専用の部屋で絵が描いてあったり大きな窓があったりするけれどで、機器に囲まれ、アラーム音があちこち鳴ったり、看護師さんの出入りも激しい、チューブや電極もたくさん繋がってたし、オムツ一枚で過ごしていた環境。物々しい雰囲気できっとすごく不安で寂しくって、怖かったんだろうな。

でも！一般病棟へ移ると激変！！

寝たきりで身体の移動ですら嫌がってたのに、夕方面会に行くとナースステーションでお食事中。座ってるし、自分で食べててビックリ、ビックリ！おしゃべりもいつもの感じに戻ってきたし、何より表情が全く違ってニコニコ。泣くことがなくなりました。最後の点滴も取れたしね。
オペ前からICUにいるまでずっと寝たままでしかも真上しか向けなかったのをぐっと我慢していたのですが、やっとやーっと寝返りうっても、座ってもOK!ということになりました。お昼寝も寝返りしたり、横向いたり、気持ち良さそうに眠っています。ごはんだっていつも待ち遠しいくらい。抱っこや車椅子移動もできるのでお散歩もプレイルームでの遊びも出来て、お友達もいっぱいだし、あっという間に心も元気になってきました。
普段の生活では「抱っこ、抱っこ」と言われても「もうちょっと歩こうよ～」と頑張らせていたけれど、抱っこの心地良さや安心感を再確認しました。

あとは術後の検査と体力回復です。長い長いバニラの冒険もあと少しかな。

オペ後の経過

母の日の今日は、バニラから素敵なプレゼントが。

少し薬を弱めるということで、13:30に薬を一時中断。次第に薬効は弱まっていって15:00にはバニラが動きました。実はおとといも一度薬を止めたのだけど暴れてしまって痛みもまだ強そうだったので、すぐにまた眠ってしまいました。

手を握る力がだんだん強くなり、足が動き、時々目を開けて私やパパちゃんの確認。まだぼんやりした感覚だろうけど、声をかけるとちゃんと反応してくれて、お気に入りのぬいぐるみも分かったようだし、「お口開けてごらん」と言ったらちゃんと開けてくれた。私の声、みんなの声がバニラに届いてる！！
手術から6日目、本当に嬉しい出来事でした。

しっかり握った手から伝わるバニラの力はそれはそれは希望で満ちているものだと確信してます。

お山に昇る日

バニラ、お山に登る日。

人生30ン年歩んだ私ですらやったことのない、オペをバニラは経験します。宣告から1週間。一日でも早くということでついにやってきてしまいました。
正直マオは「悪者をやっつける」という認識はあるものの手術は難しくて分からない。ずっと見守っている我々の方がまいってしまって、眠れないし食事は摂れない状態で、私は自覚ある軽い躁鬱でした。
いつもより少し早く起きて食事の代わりにお茶を飲み、歯を磨き、iPodで大好きな歌を聴き、大好きなTV番組も見ることが出来てリラックスできたなぁと思ったけれど、いざ出陣！という時に察するものですね。泣きはじめてしまいました。 入室してからの麻酔なので、しっかりと記憶に刻まれたことでしょう。明るい院内とはいえ、異様な雰囲気。オペ着を着た医師や看護師さんに囲まれ怖かったんだろうな。「がんばっておいで」と声を掛けたけれど、マオは終始「やだの、やだの」だった。そして歯ブラシを持ったまま入室。

待つこと10時間半 。

それはそれは、3日も1週間にも1か月にも感じるような時間でもあり、もどかしくもあり、時間感覚が狂ってなんだか不思議な状態でした。
久しぶりに再会出来たバニラ、高く荒れて険しい山道だったようで疲れて眠っていました。しばらくそっと休ませておきたいくらいです。でもまだバニラの冒険は続きます。いくつもの小さな山々を登っては下り、登っては下りを繰り返し、ひとつもふたつも大きくなって晴れて私たちのもとへ戻って来てくれる予定です。
また静かにバニラの手を握る時間がやってきました。

9度目の入院生活

入院直前まで走り回っていた見た目元気なバニラですが、先生からのお達しは「横になってて下さい」
むぅ、座ってもダメらしい。横向きねんねでもダメだしが出るくらい。大人でも同じ姿勢を保つのは厳しいのに2歳児にそうきたか！
最初は抵抗していたバニラだけど、言い聞かせているうちに寝ながらの食事も遊びも大丈夫になってきました。すごいなぁ、えらいなぁ。

病室でしかもベットの上でできる遊びも限られちゃうような感じだけど退屈しないようにあれこれ細々アイテムを準備。お絵描き、パズル、折り紙、シール貼りのおとなし系からおままごと、積み木、ボール...手をかえ品かえこれでもかと遊びました。中でも新アイテムの”ねんど”。シール以外ベタベタくっつくものが苦手なバニラだけど経験を積んで最初は恐る恐る触るけれど、見事ハマりましたね～。「こねこねする～！」とバニラの方からリクエストがもらえるようになって、嬉しい限り。色を混ぜたり、物当てしたり、大人も楽しいし、てか実は私が遊びたかったんだけど。値段も手ごろで、いやー、いい買い物だった。(自画自賛)
"ねんDO!"シリーズはどうやら森井ユカさん が監修のようで、ヘラやローラーもかわいいです。他社さんのも値段はほぼ同じで懐かしの床屋さんもあり。外国製のものはフルーツの香りなど香り付けしてあるものもあって苦手な人は注意が必要かも。
バニラが作るのはおだんご、クッキー、ホットケーキ、おにぎり..食べ物ばっかりです。あまりにおいしそうなので、つい食べたくなっちゃいますがもの凄くしょっぱいです。(ペロッとしてみました)

髄液鼻漏

退院前に担当医から「連休明けにでも紹介先(バニラのいつもの病院)の病院に行ってね」というお話しでしたが、親の勘というのが働いたのか私もオットも”早く診てもらいたい”と思っていて、無理を言って急遽診察予約を25日に入れてもらい、翌26日には「お母さん正解！即入院して」という判断をもらいました。勘が当たって嬉しいような、また離ればなれで寂しいような、病状が深刻なの？というか..複雑心境。

芸能人並みの分刻みで診察&検査スケジュールをこなし、もうすぐバニラは大きな壁を乗り越えなければなりません。病気に関していえば、今までも決して平坦な道を歩んで来たわけではないけれど、今回の壁は分厚く、高い。かあさん、見ただけで怖くて尻込みしています。泣き虫かあさんはすぐメソメソしてしまうけれど、壁が現れる度に「ママ、強くなって！大きくなって！」と言われている気がする。痛みを取ることも、病気を治すことも私にはできない。私が出来ることはそばにいることだけ。ただそれだけのことしかできない。

入院する直前の外来は待ち時間が長くて長くて、外で鳩を追いかけたり、チューリップの匂いをかいだり、行き会わせたお姉ちゃん(5歳くらい？)にオモチャカメラで写真撮ってもらったり、草むしりを眺めたりと存分に遊んで、いつもは売店のパンなどで済ませるランチもお弁当を作って行ってベンチで仲良く食べた。それでも呼ばれず待ちくたびれて待ち合いでバニラを抱っこしながら二人でウトウトお昼寝。長い時間でくたびれちゃったけれど神さまがふたりで過ごしなさいってくれたしあわせな時間だったんだろうな。またバニラを抱っこすることができますように。

退院そして転院

バニラが3週間ぶりにおうちに帰ってきました。
転院予定なので束の間の..ですが、「パトラッシュ(犬のぬいぐるみ)ただいま～！」とおもちゃたちにごあいさつ&ハグハグ。
いつも30分くらいしか会えなくて着替えの整理や夕飯、先生とのお話で面会時間がほとんど終ってしまい「もっとあそぶ」という願いも叶わず、バタバタと帰って来ていましたが、今日はずっと一緒です。 好きなだけ遊べて、好きなだけべったりできる。ちょっとぐらいイタズラしても許しちゃう。(”ティッシュビリビリヒラヒラ～遊び”も許す！)さぁて今夜は親子水いらずで..と言いたいところなのですが、
あぁ、なんでこんな時に仕事なのよーと後ろ髪引かれまくりで家をでました。

退院するとバニラの成長に気付くこともたくさん。お昼ごはんのうどんや天ぷら(蕗の薹やせりのかき揚げで春の味覚♪)を「いっしょがいい」とフォークからお箸に持ち替えて食べていました。握り箸で「とれないっ」と悔しがる場面も多いけれど、ずいぶん挟んで自分で食べられるようになりました。

8度目の入院生活

あまり使っていなかった頭をフル回転させてしまったので、頭痛が。ロキソニンを切らしバファリンのお世話になってます。ふぃ～、しんどい。と思いつつも夏にはまた試験を受けようとしている私。
なぜにこんなに勉強かといいますと、焦っているみたいです。落ち着け～！と言われても私は走らなければならないのです。育児休暇が明け、この1年仕事してきたものの、正直ルーチン業務だけでいっぱいいっぱいでした。仕事中ふっと周りを見渡せば意見が飛び交い、知らないことがあれこれ。ポツンな私。
仕方ないっちゃ仕方ないし、子育て中で制約も多いけれど、やれる時＆やる気のあるうちにやっとかないとね。しんどいなりに終った後は気分爽快でしたから、今度もこれを期待して。春は新しいことするのにいい季節ってことで。

ところでバニラですが、2週間に渡った治療第一弾が終了して今週は検査＆結果待ち。
すっかり元気になって同室のたけちゃんとかけっこするくらいに回復してます。同じ日に入院して同士の二人は何をするのも一緒で意識してないものの励ましあってるようにも見えます。たけちゃんは「ばにら～、ばにら～」って呼んでくれてバニラのこと気に入ってくれてるみたいなんだけど、バニラは照れくさいみたいで口数が減ります。そんなたけちゃん、明日退院。さみしいのはバニラよりも私かも。

肺炎球菌による髄膜炎

ミスドでまったりお勉強してました。

え～っと、えっと、ご無沙汰してすみません。
実は新年度目の前にして、バニラは本年4度目の入院となり現在も療養生活が続いています。冬からずっと体調が悪く、持病もあるので、今回はしっかり検査&治療をしておこうというわけでちょっぴり長めになるかもしれません。

唯一ほっとできるのは当の本人が元気であること。
ここ何日かでずいぶん回復したのでグズることもほとんどなく、プレイルームで遊んだり、ベラベラ歌ったり喋ったりいつもの雰囲気に戻ってきています。採血結果でCKが1500超えてたのはママちゃんもビックリです。(病的ではなく、久々に採れなくて大暴れして溶血しちゃったから..)

退院(インフルエンザ→喘息中発作)

ぽかぽか陽気の水曜日、元気になって退院しました。退院前は個室から4人部屋に引越しして私やオットが仕事の間は同室のお母さんそして病棟の保育士さんに遊んでもらっていたそうです。そして赤ちゃんが泣いていると「どうしたのかなぁ、大丈夫？元気出して！！」と大きな声(うるさい)で励まし、「ゆらゆらしてあげて～」(ベビーチェアを揺らせということ) と看護師さんをアゴで使い大人顔負け。ついこの前まで自分が赤ちゃんだったのに随分お姉さんになったんだなぁと感じました。
そんな入院生活だったので、おしゃべりがパワーアップしていて「遊んでもらった」というよりも半ば強制的に「何して遊ぶ～？」だったそうで...スミマセン。バニラより小さい赤ちゃんが多かったのでおしゃべり出来るバニラはムードメーカーになったようでずいぶんかわいがってもらえた様子。
お別れの時はお昼前の全体的に余裕のある時間帯だったので、みんなに送り出してもらえて嬉しかったなぁ。「また来てね～」とか「また会えるといいね～」と言えない現場ですが、こちらの病棟は2度目した...

どこで外食でもしようかと思っていたけど、バニラのリクエストは「お外でサンドイッチが食べたい」ということで、サンドイッチとスープを買って病院の庭でピクニック。芝生の上を走り回ったりする姿は数日前とはまるで別人。うそみたいです。これまで走ったりするのも苦手だったので、明るい陽射しのもとでただひたすら走り続ける姿に今回もまたよく頑張ってくれたなぁと、しばらくバニラの姿をぼーっと眺めていました。

度重なる入院でクリスマス～お正月～雛祭りがどうも中途半端。今日はちょうどpecora母と弟家族も集まって賑やかにお祝いすることになりました。お祝いにと思って病院近くでケーキを購入(上の写真、ケーキ屋さんの前でもらったクッキーを食べる娘。ほらほらお客さん出て来ますよっ、邪魔デス。)、そしたらえつ母もホールでケーキを購入。さらに！オットがホワイトデー&お祝いと言ってケーキ購入。こんなたくさんのケーキ....嬉しいけど、困っちゃう。

7回目の入院生活

点滴や酸素が取れて、自由に動けるようになりました。まだ部屋の中だけだけど、それでもすごく嬉しそうに走り、踊ってはしゃぐ姿が。（また熱出ちゃうわよ）
今回は24hr面会OKなので、終業後に病院へ向かい、バニラが眠ってからオットと一緒に帰宅というパターンです。個室で大丈夫かなぁ～と心配しているけれど、担当医も看護師さんも皆口々に「バニラちゃん自立してますねぇ、私たちいらないかも..」って。いやいや、しっかり診てて下さいよ。
試しに私がトイレに行くので席を外してみた時、こっそり覗いて様子を伺うと、「あ～あ、ママちゃん行っちゃった」と言いつつもしっかり電車ごっこして遊んでいました。お客はクレヨンたち。私もこの状況には驚きでした。彼女の何がそうさせるのか分からないけれど、私としてはもうちょっと泣いて甘える子どもの姿も想像したりするわけですよ。「こまった、こまった」と言いつつも「しょうがないなぁ、よしよし」する姿。子どもらしさはないけれど、バニラらしさは充分発揮してます。日中の人出が多少ある時は受け持ち看護師さんや病棟保育士さんと絵を描いたり、おもちゃで遊んだりしてもらっているようで、面会に行くと今日の”作品”が置いてあって安心させられます。
もしかして大部屋よりも個室の方がバニラにとっては静かで落ち着いてて自分のペースが守られるので過ごしやすいのかもしれないと思うまでになってしまいました。
そして個室は外の景色も独り占めです。夜景が綺麗。

祝 1000日！‥‥しかし入院

バニラ　生後1000日目を迎えました。

990日あたりからカウントダウンして指折り楽しみにしていたこの日は治りかけてたインフルエンザがまた悪さをしてしまい、またまた病院にお世話になることになりました。いわゆる入院。
近くの病院の救急にかかろうと連絡してみるも産後の新生児ちゃんの容態が悪く当直医が対応に追われて診察ストップ状態。 小児科医不足問題は目の前で起こっている事実です。
待ってられないので車をとばしていつものかかりつけ医へ。夜中なのでスイスイであっという間に到着。こちらの救急外来はマオ貸し切り状態でした。明け方病棟に移った時も看護師さん総出でウエルカム。

兎にも角にも、一日も早く回復してくれますように。
今回は個室なので、日中どう過ごしているのかちょっと心配。看護師さんや保育士さんに相手してもらえるといいな。

インフルエンザA

15時30分。保育園からの呼び出し電話。
「39度のお熱です」と。
通っている保育園は「すぐに迎えを..」という事はよほどの緊急事態でないと言われず、こちらの状況も考えてくれて助かる電話です。
で、職場の人も病み上がりで、私以上に気にかけてくれてて、「早く帰りなさい」と促してくれてありがたい。

迎えに行ってそのまま病院へ直行。
昨日も行ったのにね。(”元気”って太鼓判押されたのに）

発熱後すぐに診察だったので「陰性かもしれないけど..」とやってくれたインフルエンザ迅速検査。待つこと30分。

Infuluenza A(+)

「お母さんやってよかったですね」 って。えぇ、良かったですとも、そんな気がしたんだ。(母のカン)原因分かって良かったような、がっかりしたような...それにしてもA型の方ですか。
潜伏期間平均2-3日だから保育園でもらったのかなぁ。というわけで、登園禁止、今日のお祝いも中止で看病に入りました。
私も予防接種したとはいえ、つきっきりになるのでマスク着用、手洗い励行、うがいもね、でうつりませんように。空気清浄、加湿もプラスして徹底交戦です。あとは気合いでウイルスと闘います。おりゃー！
バニラもそんなに律儀にもらうものもらって来なくていいのにねぇ。娘よ、たまには「遠慮しときます」って言うのも大切よ。幸い、初期、それも本当に早いうちだったのでタミフル服用で2,3日で熱が下がる予定。特効薬と言われるこの薬、効きますように。

せっかく準備したちらし寿司だったので、私とオット、急用で我が家にやって来たpecora弟とpecora母で静かに食べるのでした。

退院

バニラが元気になって帰ってきました。

ずっとずっと待ち望んでいたこの日。毎日よくがんばってくれました。
面会終了時間になると一斉に泣き出し、追いかける子どもたちをよそに、じっと椅子に座って「ばいばい、またね」と手を振り見送ってくれるけれど、絶対視線は合わせなかった。泣きもせず騒ぎもせずぐっと我慢している姿がいじらしくて、何度も「甘えてもいいんだよ」って言って帰るのやめたかったです。
2歳なのに気を遣っちゃって...しかも親に。

「痛いことするヒト」という認識の看護師さんたちもいつしか心開き、点滴が取れ自由に動けるようになると日中はナースステーションに入り浸って遊んでもらっていたようです。まるで保育園。なぜか男の子の患児が多くて、周りのお母さん方にもチヤホヤしてもらえて良かったね～。しかし先生とは.....無理でした。そっぽ向いて「ありがとうございました～」(小声で無感情)だもん。

久しぶりの家には雛飾りが出現していて、ビックリ！している様子。今年は少し分かるようになって眺めてみたり、ひな壇前の雛あられが気になったりで...独り占めできるおもちゃにウハウハ大興奮で昼寝も忘れていました。そして今夜は大好きなカレーでお祝いします。
私は禁酒、オットは病院の方向へ背を向けないといつも座る位置を変えて、とささやかに願掛けして、予定の3週間で退院できて本当に良かったです。

春一番と共にバニラも帰って来てくれて、この暗く長い冬のトンネルを抜け暖かい春が訪れるといいな..と感じています。でも、まだまだ油断禁物！

化膿性髄膜炎

節分の日の夜中から体調を崩し近くの病院にお世話になってます。幸い、早期発見・早期治療ができ順調に回復して、”痛いことするイヤな人”という認識で全く慣れなかった看護師さんともやっと心開くようになってきました。(「バニラちゃん、私と遊んでくれないんです..」と悩ませてしまった)

元気になった矢先の出来事で私もオットも驚き、大変不安で眠れぬ夜を過ごしパソコンに向かうことができずにいました。

かかりつけ医ではないところなので、一からの基礎疾患の説明やら入院生活に慣れるまでに時間を要し戸惑いも感じました。面会時間が2時間半と短く、オットは平日は会えずじまい。私は職場に無理を言って早退させてもらっているのに平日は1時間ちょっとしか会えず、その時間も食事に充てられるので、私もバニラも寂しくて、寂しくて...
しっかりせねば..と思いつつも家に帰って来ても家事を全くすることが出来ずぼんやり過ごした1週間。
日々回復していく姿を励みに、お見舞いメッセージを読み返し、少ない時間でもしっかり看病しようと思えるようになりました。看病というよりも遊び相手ですが...只今のブームはジグソーパズルです。

また担当医からの説明で「死んでしまう率、何パーセント、後遺症が...」とクラクラするような言葉を淡々と聞かされどうなることかと思いましたが、子供の生きるパワーって本当に凄い！回復力も凄い！！喋れなくても、眠っていてもがんがん伝わってきたし、調べた病態より軽くて済んでる。

もう少し、この生活が続きそうですが一日も早く退院出来るようマオのことを支え、見守っていきたいと思います。

退院

2週間ぶり、やっとバニラは元気になりました。(まだ鼻水出てるけど)
4日に両中耳炎と診断がつき治療したらみるみる回復。6日には退院できおうちに帰ってました。バニラもこの日が来るのを楽しみにしていたようで、帰って来るなり玄関で上着を脱ぎ捨て、駆け足で部屋に飛び込み、ぬいぐるみやオモチャたちに「ただいま！」をしていました。

もっと早く判らなかったのかな...と疑問も残ったけど(医師に聞いてみたけどね)、長引く熱の原因も判り安心しました。複雑な病でないかとか治らないのではないか..とか親兄弟、友達、職場の方々までみ～んな心配してたからね。

寝込んでいたバニラが座り、立ち、そして歩けるようになって本当に嬉しいです。食欲も出てきたし、なぜか発音まで良くなって(怪我の巧妙？)、ようやく我が家にクリスマスとお正月がやってきました。

急性中耳炎

あけましておめでとうございます

日本海側は雪のお正月だったようですが、こちらは快晴。富士山がとても美しかったです。
いい一年になるといいな..と願うものの、バニラの熱が下がらず、「やだ、やだ」もエスカレート。食べるものはウインナー。人が変わってしまったかのようで・・・雲行きは怪しいです。
病気になりやすい先天性疾患プラス保育園1年目で注意してても厳しい冬。日、一日と丈夫になっていって欲しいのが切なる願いです。

バニラも身体が思うように動かずイライラしているようだし、こちらの空気も重いので、ドライブがてら救急センターへ。気分転換になるのかドライブ中はとてもゴキゲンでした。でもその後はやっぱりぐったり。25日からの長引く熱で寝込んでいて立つことすらままならなくなってしまい、そのまま入院になりました。何らかのウイルス感染ではないかと思われ、回復期にあるものの経過観察が必要とのことです。
救急センターは混み合っているものの、病棟は一時帰宅の子が多いせいか4人部屋貸し切りです。とても静かに時が流れていき、眼下には富士山や都内～横浜～房総まで見渡せ、渋滞する高速を眺めたりして病室というかどこかホテルにでも来たかのうような雰囲気です。

後追いのなかったバニラなのに、すっかり気弱になってさらに甘えるようになって「ママー！ママー！！ パパー！！！」と呼ぶようになってしまいました。嬉しいような、困っちゃうような。4日から仕事なんですけどね。(私は明日から仕事)
「おうち かえろう」「ぶーぶー のろう」とおうちと病院の違いをマスターしてしまった2歳半。果たして「熱が下がって ご飯食べられるようになったら帰れるから」が通じるのだろうか。心配です。できれば仕事も休みたいのですが、そろそろ有休も少なくなり、今回の入院はマオにとって試練かもしれません。これまた心配。

クリスマスもお正月も中途半端になってしまったので、退院したら思いっきりお祝いしたいと思います。

というわけで、しばし仕事ー病院になるので、退院が決まったらまたお知らせしますね。(目標連休明け！)

ジンクス

退院後の診察で病院へ。工事渋滞と駐車場満車で遅刻遅刻！！「あ～あ、やっちゃった」(バニラの口癖)

お家で元気、園でゴロゴロは「他のお友達と一緒に遊びたいけどたくさんいてそのテンポやテンションについていけないから疲れちゃうのかな？ 暑いし。」と言われてバニラの性格からするとほほぉ～と頷けました。
入園してからの季節が巡る１年間は何かとトラブルが多いけれど、バニラのペースを第一に考えて仕事に家事に取り組まなくてはなぁとしみじみ。

順調に診察が終わってランチでお腹がふくれたところで腹ごなし。病院のお庭でシャボン玉飛ばして遊んできました。太陽サンサンで暑かったけれどちょびっとだったら外遊びも楽しいです。

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退院

先生からお許しが出て退院することが出来ました。パパちゃんが書いてくれた七夕飾りの願い事が早くも叶ったようです。バニラの容態と私の仕事を心配したpecora母はなんとか仕事の都合をつけて退院日に登場です。
病棟を出ようとした時間がちょうどランチタイムでバニラも定位置に座り「まんま、まんま」と大騒ぎ。いやいや、もう帰るのだよ。お友達やスタッフのみなさんにご挨拶をして病院をあとにしました。
ほっと安心して気が抜けたのか、今度は私がグロッキー。せっかくお祝いしようと思ったけど起き上がれず、バニラはパパちゃんと焼き鳥でカンパイしてました。

喘息性気管支炎

今週のバニラはなんだか本調子じゃなさそうだなぁと思っていたら、やっぱり昨夜から体調を崩し入院することになりました。
小児をあやすのは得意な方だけど、採血は苦手で極力避けたいと思っている方。バニラの血管も分かりづらくて針刺し跡が5つも。付き添っていた方がいいのかな？と思いつつも「なんでそばにいるのに助けてくれないのよ～！！」と泣かれているようでいつも離れている。
ともあれ、早く治っておうちに戻っておいで～。

喘息性気管支炎

「ただいま」
バニラがおうちに帰ってきました。

前半は熱もあり、点滴や呼吸モニターなどのコードで自由がきかず食事もほとんど摂らなかったり、眠れぬ夜を過ごしたりとつらそうな日々でしたが、熱が下がると徐々にいつものバニラらしくなってきました。

完全看護なので付き添いはどちらでもよかったけれど、心配な面が多かったので泊まり込みました。付き添い者は幅50cmほどの狭～い簡易ベッド(面会者椅子を組み立てる)で過ごし、夜中にオットと交代してお風呂に入りに帰ったり、食事も持込み禁止でマオの寝ている隙を狙ってこっそり行く感じだったので食べたんだか食べてないんだかよくわからない状態だったりと小児看病の大変さを経験してきました。6か月で入院した時は赤ちゃんで寝ていることが多く逆に手がかからなかったような気がします。

治療で嫌なことをされるので、すっかり看護師さんにおびえるようになり、背を向けて正座しバイバイをするという芸まで身に付けてしまいました。お楽しみは3度の食事とおやつで、誰よりも早く椅子に座り「まんま！まんま！」と言い、家では全く飲んでいなかったヤクルト系飲み物やミロなんかも上手に、そしておいしそうに飲めるようになりました。

春休み後の入院だったので、0~2歳くらいの小さな子供たちが多く一緒に食事をしたり、遊んだりして「早く良くなるといいね」を合言葉にみーんな治療に励んでいたのがいじらしく、子供以上に親が励まされた感じでした。

バニラの場合、また入院する可能性は高いけれどその度にきちっと治して少しずつ丈夫になるといいなと思いました。

9日間と気管支炎にしては長い入院となり、みなさんには大変ご心配おかけしました。お見舞いメールもたくさんいただき、滅入る気持ちも和らぎました。こうやって元気に退院出来たことを本当に嬉しく感じています。