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おぼえがき [オススメモ]

先日のBLS講習を受け、タイムリーな話題があったのでおぼえがき。

【日経メディカルさんより】
〜小児には人工呼吸も重要〜

 観察研究の結果などを受け、AHAは08年11月、市民向けに胸骨圧迫のみの心肺蘇生法を積極推奨する独自の声明を発表。AHAのガイドラインは変更されておらず、声明は心肺蘇生を市民に普及させるためのキャンペーンの色が強かったが、これにより胸骨圧迫のみの心肺蘇生法が広く知られるようになった。

胸骨圧迫重視の流れに懸念
 しかし、小児科や麻酔科の一部の医師は、こうした流れに懸念を示していた。というのも国内における成人の心停止患者では、心室細動など心原性の心停止が約6割を占めるものの、小児では約7割が呼吸原性など非心原性の心停止が占めているからだ。胸骨圧迫のみの心肺蘇生法では、呼吸原性で心停止した小児の救命率が下がる事態が危惧される。

 今年3月、この懸念を裏付ける新たな研究結果がLancet誌に発表された。05〜07年に全国で院外心停止を起こした1〜17歳の小児を対象にした観察研究で、従来法と胸骨圧迫のみの心肺蘇生法を比較。心原性の心停止(440人)では1カ月後の生存率や神経学的予後に有意差はなかったが、非心原性(1004人)では従来法が胸骨圧迫のみの心肺蘇生法よりも生存率や神経学的予後を大幅に改善することが分かった(表1)。研究を行った石見氏は、「小児では非心原性の心停止が多く、人工呼吸が有効であると分かった意味は大きい」と話す。

 ILCOR(国際蘇生連絡協議)はこれまでの知見を集め、今年10月に5年ぶりとなる2010年版CoSTR(心肺蘇生と緊急心血管治療のための科学と治療の推奨にかかわる国際コンセンサス)を発表する。同時に国内のガイドラインも改訂される予定だ。ガイドラインの内容については、議論が始まったばかりだが、近年の研究成果に基づき、推奨される心肺蘇生法が年齢で区分される可能性もありそうだ。

今後の動向にも目が離せませんね。

それを辿って行ったら全く違う方向に‥




これちょっと興味あります。読んでおこう。
先日も「採血室の待ち時間を減らすには」他という勉強会があって、動線など非常に工夫されているのですが、正確さとスピードも要求されるとなると患者と我々の協力体勢も否めないわけで。
如何せん外来診療を見渡してからすると二の次‥になってしまって全体からするとちっぽけな存在になりがちなのです。アピール!アピール!
このアピール法が苦手なのが我々の職種な気がします。
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