訃報 [にちじょう]
朝ダラダラと起きると、信じられないメールが届いてました。
サックスプレーヤーの臼庭潤さんの訃報‥
あまり年齢を意識したことなかったけど43歳。そんなに変わらなかった。
ずっとライブには足を運べなかったけど、セッションする臼庭さん、ビックバンドでソロを吹く臼庭さん、caobaで盛り上がって絶好調の臼庭さん、aikoやUAのアルバムで響いてくる臼庭さんの音。
それはやはり臼庭さんでしか出せない音であり、そこに臼庭さんがいました。
もういない、聴けない。
直接お話しすることはあまりなかったけれど、とてもデリケートな方で、真剣に音楽と音と向き合う方。
朝から泣いて泣いて泣いて泣いて‥
とうとう自分まで心のちっぽけで薄っぺらい壁までぶち破りそうにまでなりました。
疲れ果てて、眠って、起きてみると
「おなかすいてるかも」
食べたいっていう食欲じゃなくて、本能的に空腹を感じることによって、
さっきまで考えてた
「わたしはここにいるべきものなのか」
「いきてていいのか」
が「生きてる」に変わりました。
そしたら花火が上がって‥
夢中でシャッター切ってました。
美しく開いては散りゆく花火‥
臼庭さんへの想いを込めて見送るのでした。
外は寒くて雨が降っていたんだね。
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