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ポリオワクチンと予防接種 [にちじょう]

【2011/5/27 日経新聞より】
ポリオ予防「不活化ワクチン」来年度にも導入 厚労省

 ポリオ(小児まひ)の予防接種で安全性が高い「不活化ワクチン」について、厚生労働省は26日、2012年度にも国内で導入することを決めた。「ジフテリア、百日ぜき、破傷風」(DPT)と合わせた4種混合ワクチンとして、11年末にもメーカーが承認申請する見込み。ポリオ単独のワクチンも使用できるようにメーカーに働き掛ける方針。

 同日開いた同省の予防接種部会で方針が了承された。

 現在、国内ではポリオウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」を使っているが、400万回に1回の割合で、接種した子供や家族が感染することがある。海外ではウイルスを殺して有効成分を残した不活化ワクチンが一般的で、安全性が高い。

 ポリオ単独の不活化ワクチンも開発するのは、一部の赤ちゃんが既にDPTの3種混合を接種していて、さらに4種混合も接種するとDPTの分が過剰になるため。同省はこうした赤ちゃんが約20万人いると推計している。

「やっと動いたかー」な気持ちです。

ロハスメディカル3月号でも取り上げられていた”ポリオ生ワクチンの危険性”
私、”生ワクチン?”に疑問に思いつつも子供たちに接種させてしまいました。
それから4年の子と8年の子‥今現在は何もなく元気です。
最近出産された友人からも予防接種については相談されることも少なくないですし、
やはりポリオワクチンについてはインフルエンザワクチン同様、かなり話題になっています。

ロハスメディカルの記事はありがたいことに、ネットでも全文読むことが出来ます。
http://lohasmedical.jp/archives/2011/03/post_129.php#more

まず、そもそもポリオについてのことを知り、
その上で生ワクチンとは何か、なぜいけないのか、なぜ日本では生ワクチンだったのか、
不活化ワクチンにするためにはどう動かないといけなかったのかを知るべきだと感じました。

そして先月、東京でワクチン由来株によるポリオ発症患者が公表されました。
一次感染か二次感染かは不明ですが、資料は東京都感染症情報センターのこちらです。(click!)

国内では自然に存在しないポリオですが海外から持ち込まれる可能性はゼロではありません。
一日も早い不活化ワクチンの普及を願ってます。

また、乳児期の予防接種にて、DPT、Hib、PCV7の同時接種による死亡事件により起こった、Hib、PCV7の一時中止問題は親を混乱させてますね。
「同時接種が怖い」となると1つずつ接種にないといけないわけですが、
HB 3回
IPV 4回
DPT 3回
Hib 3回
PCV7 3回

計16回です‥プラスBCG?
今後、ロタワクチンも承認予定だそうで、生ワクチンであり、なおかつ生後6ヶ月までに3回投与。
だれかー、スケジューリングしてくださいーって思います‥

と思ったら、アメリカで「部分的不活化接種」というプログラムがあり、お勧めしていることが多いようです。

2カ月:IPV+Hib+PCV7+HB+RV
3カ月:DPT+Hib+PCV7+HB>BCG(1week later)
4ヶ月:DPT+Hib+PCV7+IPV+RV
5カ月:DPT+HB
6カ月:RV(ロタリックスなら不要)
7-11ヶ月:OPV

一応参考まで。赤ちゃんって忙しい‥泣かせるストレスも嫌よね。
かといって全く予防接種しないというリスクも考えないといけませんし。

もやもや‥
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