巣鴨さんぽ

職場元上司であり、大大先輩のお宅訪問で大塚〜巣鴨へ。
この界隈はほとんど縁がないので、前回都電に乗ったのは‥1998年のサンパール荒川でのニッポニア"X" with BHBですって!!(驚)
懐かしすぎる‥世の中も私もBHBもだいぶ変わりました、アハー(笑うとこ?)

ママ鉄魂が沸々としてきまして‥試運転中のレトロ車両(9000形)を思わず写メ。子供たちいないのに。
私が乗ったのはラッピングされた8500形と思われます。

お花もお茶もお習字も看板掲げて、大きなお茶会や展覧会も開くほどの才女の上司。現在仕事は現役を退いたものの、仕事しながら、両立していたなんてスゴイ!!
母ほどの年の差はありますが、上司であり、母のようであり、かわいらしく茶飲み友達ぽくもあり、気さくにそして鋭い視点で接して下さって話しをするだけでなんだか大人の階段上った気分になれます。この日もお茶室でもてなしてくれて、ずいぶん長居させてもらいました。

帰りは巣鴨地蔵通り商店街をぶらり散歩しながらお地蔵さまでお参りして、洗い観音さまも磨いてきました。「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるこのお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺といいます。
休日はおばあちゃんの原宿ですが、この日は貸し切り。ツルツルのピカピカです。

商店街はオバちゃんハートをがっつり掴むような、和菓子・乾物・健康食品・衣料品の数々‥
あれよあれよという間に私もこんなに買ってた!

左回りで「立花の柏餅」：リーズナブルで柔らかくておいし〜い
「いっぷく亭のおはぎ」：庚申塚駅の真ん前。ホームに沿ってます。おはぎとやきそばをセット食べるのが巣鴨流らしい。おはぎ200円くらいだからちょい高め？
「つつじやのどら焼き」：種類が豊富で若者向けの変わり種あり。バタドラはマーガリンでなくバターが板状にどかんと。塩大福もありましたが、塩加減は控えめもちもち度は高。
「みずのの塩大福」：ここは外せない？こちらの塩味は”まさに塩大福”弾力たっぷり。

こんなに食べちゃったから、”今日は大福祭りだー”と夕飯まで辿り着かず。
巣鴨に住んでいたらあんこワールドになること間違いなしです。

最後に見に行きたかったけど、期間が短くて混んでいて行けなかった”長谷川等伯”の図録をお借りしてきました。
子供たちは”にほんごであそぼ”の蜘蛛の糸がお気に入り。
園はキリスト教で日本人らしくごちゃ混ぜ宗教だけど、極楽浄土やお釈迦様、そして地獄の閻魔様に興味があるようで、だったら等伯の仏画を見せてあげたくて。閻魔様は私の携帯の電話帳に入っているし、時々メールも来ます(笑)

松林図屏風は人だかりでほとんど見えなかったそうですが、それでも圧巻だったとか。私は等伯の古木猿狡図
などの動物や植物をやわらかく、そしてダイナミックに描いたものも肖像画にはない迫る力があっていいなー。

□■□ 没後400年特別展覧会 長谷川等伯 □■□
http://tohaku.exh.jp/index.html
すでに場所は京都に移動してますが、東京では29万人動員。大盛況で現在3時間待ちもあるとか。

近くは横須賀美術館、金沢21世紀美術館、十和田市現代美術館など地方の美術館もいつのまにやら変化してましたねー。
ここの今年の特別展示もスゴイ!!声を上げるか黙り見るか。授業のスケッチでは背中ゾクゾクしながら描いてました‥スケッチブック捨てちゃったよな…

巣鴨裏路地も興味津々、よかった!