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ちいさなコンサート [イベント]

26647753月も末、花束を持つ方をみかけたり、職場でも退職者への労いをしたり、年度末の空気に包まれています。
バニラも先日卒園したばかりですが、今日は6年間通ったリトミック&ピアノも卒業となります。
普通、バニラくらいから始める子も多いけれど、レッスン時間が遅いため、まだ一人では通えないし、入学してしばらくは学校生活に慣れるため夜はなるべく負担かけたくないから、とりあえず”卒業”というかたちをとりました。

思い起こすと、1年で仕事復帰するつもりが健康診査で引っかかって保育園内定取り消しとなり、もう1年休職を選んだ時、どうせ保育園に行くことになるから、少し慣れるためにお友達とコミュニケーション取れればいいなーと思って散歩している途中にポスターをみかけたのがきっかけでした。
その時、スタートしたクラスだったので最初は生徒さんも少なく、異年齢児の中でバニラはギリギリセーフの0歳10か月。
最初はお座りもままならずゴロ〜ンとしてみたり、眠くなってしまったりの始まりでした。

仕事復帰後、少し慣れたころからバニラのゆっくり成長に合わせて個人レッスンに変更。ショコラもまだ生まれていなかったので、私もレッスンに参加して、本当にゆったりのんびりバニラのペースに合わせて、その日とカリキュラムもあったでしょうが、バニラのご機嫌とも対応してくれて、いい時間が過ごせました。
しだいに鈴やタンブリンでリズムが取れるようになり、後半は音符や記号のレッスンも入り、4歳くらいになると実際にピアノの鍵盤に触れるようになってきました。

赤ちゃんからレッスンしているからさぞや弾けるようになるかと思ったのですが、譜面を見る、鍵盤を認識する、叩く(弾く)の目と手の連動作業がバニラの体質からはとても難しいことが判明。
気分にムラがあってやりたくない日もあったけれど、そういう日はボール遊びやカード(カルタ)などで気分転換(とはいえ、リズムや音を聴くレッスンにはなっているそう)したり、紆余曲折ありましたが、休み休み6年間続けることができました。最近はお友達もピアノに通っている子も多いので、その影響もあってドレミで歌ったり、なんとなーく弾いてみたりできることも増えて来てました。

決して、焦らせない、じっくり見守り続ける、みつめあうという根気の良い指導のもと、私の育児の悩みなんかもそっと包み込んでくれて、家族でお世話になった感じです。

最後のレッスンは、保育園でクタクタでご機嫌斜めだったのですが、先生から「今日はすごいやる気満々ですよ!ピアノ弾いているから見に来られますか?」とおっしゃってくれて、ちいさなピアノコンサートがはじまりました♪
観客は私とショコラ。椅子まで準備していただいて着席すると、バニラはペコリとお辞儀。そして1曲演奏してくれました。少し前まで親指でしか弾けなかったのですが、先生が付き添うことも手も口も出すこともなく、一人で、両手で曲を奏でてくれ、弾き終わると照れくさそうにまたペコリ。拍手喝采。
思わずホロリとしてしまいました。

夜のレッスンになって、週末疲れも手伝って通うのが大変なこともしばしばでしたが、続けられたことが何よりも嬉しく、バニラも特別に聴いてもらえたのがとっても嬉しかったみたいで思い出に残る最後のレッスンとなりました。先生にはお礼のお花とバニラ直筆カードを添えて‥

大きくなって、また成長して、「やってみたい」と自分から思えるようになればまた再開したいと思います。ショコラも同じ先生にお世話になっているので、こっちのレッスンにはついて来るらしい‥
私もレッスンしたいなー。


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