BLS講習 もれなくコドモ付き [イベント]
当直明けでした‥
救急科が出来たので、それまで比較的ゆったり構えてた当直もちょっと横になったら呼び出しコールでソワソワ。
休日の当直にしてもらっているから夕方入りだけど、みんな朝から仕事して(ヘタすりゃ7時から)、ルーチンこなして、当直入って、翌日昼まで仕事。
みんなガンバッテル。私もガンバロウ。
学童弁当はあらかじめ冷食詰めて、ご飯もお弁当箱型にラップに包んで、チン!または自然解凍で大丈夫なように準備。パパにお願いしました。‥ご飯包んであったラップくらい外してくれ。まぁ、いいんだけど。
お昼まで仕事して、家戻ったらなんだかバタバタでもうお迎え時間。シャワーだけ浴びて、ほぼびしょ濡れ状態で駆け込む学童&保育園。
そして、またビューンと職場へとんぼ返り。年に一度のBLS講習。
勤務時間外にやるのでなかなか都合つかなくて、強行突破。「子連れでもいいよ」とありがたいお言葉に甘えて。どんだけ優しい職場なんだろう。
今回はAHAガイドライン2010 BLSに基づいて行われました。
我々は「脈拍確認」と「脈のある呼吸停止者への人工呼吸」まで可能ですし、やらねばなりませんが、市民の方はここはパスしてもOK。
ガイドライン2010では
・呼吸確認の重要性が低くなり、「初回の人工呼吸2回」は廃止
・「質の高いCPR」=胸骨圧迫は「強く・速く」がより強調
死戦期呼吸の映像はインパクト大で、子供たちに見せるのはどうかとも思ったけど真剣でした。
おふざけしてたのはこのマネキンちゃん。
でも、当たり前だけどみんな真剣なので、子供らも自然に入り込むようになってしっかり覚えて帰ってきました。
バニラは今回の講習と地域の救急医療をテーマに自由研究は完成!
ショコラは何を思ったのか"AED"を”ADコバヤシ”と覚えてしまった‥(誰?と思ったけど、後に友人からまいんちゃんからじゃい?と言われてその通りだったことが判明)
これで、いつ私が倒れても助かる確率は少なからずUPするかと‥‥淡い期待‥‥‥。
終了後、ショコラファンのセンセが待っててくれて、手帳にも記入して楽しみにしてくれてたようです。
「おじちゃんとお相撲したよね!覚えてる?」
「・・・。」
当時3歳児だった記憶は遥か彼方へ行ってしまったのでしょうかね。とっても残念がってました。
でも、こーんなに大きくなって(特に横)、会話もオモシロクなってました。
貴重な標本も見せていただいて、ショコラの妄想レンジャーキーで悪い細胞もノックアウトです。
「センセは病気を治してくれるんだよ」と私が教えていたら
「ボクはね、先生だけど、病気と闘ってる患者さんのほんのちょっと手助けをしているだけなんだよ。病気を治しているのは患者さん自身なんだよ。」
すごくジーンと心に沁みた言葉でした。
昼夜、平日休日、関係なく働く姿。家に帰れば”忙しい人”になってしまうかもしれないけど、働く姿は本当に誰もが輝いてます。女性も男性も関係ないし、若手も上司も関係ない。働く姿、そのものがいいんです。
そんなところにも気がついて欲しいなぁと思ったけど、また欲張り病ですね。
エアコン止めて走らせる車の中で、興奮気味に今日のことを思い返す子供たち。東京タワーに大喜びの子供たちなのでした。(撮影:ショコラ)
さすがに疲れたーけど、実り多き1日。
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