SSブログ

拡大教科書 [バニラびょういんめもりー]

1008261.JPG

拡大教科書の申し込み期限が迫ってきたので慌てて面談してきました。
LVの先生は「結構小さい字も読めてるね」と話していたけど、姿勢が悪くなると側弯にもなっちゃうから無理して読んで学習嫌いになるのを避けたいし、かといって「拡大教科書=大きな教科書」というイメージもあって、実物が見られて良かったです。

1008262.JPG

これは今使っている2年生の拡大と標準。
B5判で26ポイントサイズです。
「うーん、大きい」と話していたら、「教科書は学校に置きっぱなしでいいですよ」とセンセ。

そしてですねぇ‥
1008263.JPG

白黒のものも多いのです。
出版社によって差があるようですが、バニラが使っているところのサンプルがなく、正直ピンと来なかった。
これら2種は文科省の教科書課で扱っているもの。(参照)

このニーズに則して、法律が制定されたのはわずか2年前。
つい最近なんですね。
ほとんどがボランティアさんの製作でサポートしてもらっています。

それが最初の写真の「算数4年生下」
1冊の教科書が単元ごとにまとめられ、7冊にも及んでいます。
1008264.jpg

左が標準で右が拡大という構成写真です。
左の標準の上の表が右では表も見開きで見やすく、書き込むための枠もゆったりしています。
学年が進むに連れてこのような表や図が見えづらくなるのが苦労するポイントです。

1008265.jpg

こちらは角度の単元。
視力が弱いと集中力も散漫になりがちになったり、また手足の運動機能発達にも影響が出ます。
バニラもまだ直線を引くのが苦手です。
鋭角ならなおさら大きなスペースがあった方が書きやすいのではないでしょうかね。
標準で真ん中の問題が拡大では見開きに1問ずつ。

1008266.jpg

割り算を文章から筆算に導き出す単元です。
枠が小さいと「枠内に入れなければ」という縛りと遠慮して小さく書く方に気合いが見られます‥
計算が出来てなんぼなので、のびのびでもいいのかな。
それでも、きれいに書けるように補助線でサポートもしてくれたりします。

ボランティアさんの教科書はより実際のものに近く、手書きとは思えないほどきれいで分りやすいし、絵の切り貼りや枠のカラーも、見えづらいページ表記もきちんと表示してありました。

校長先生を始め、教頭先生も初めてご覧になったようで、一同ひたすら感心。
こんな素敵なものならばと申し込むことにしました。

あとはバニラにちょうど良い文字の大きさも計測してくれるそうなので、近いうちに盲学校で検査をしてくれるそうです。初めて行く盲学校‥どんなところかな。って、すごい遠いんだけど‥
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。