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術後半年 [バニラびょういんめもりー]

2893788先日、術後半年の診察があり久しぶりに大学病院へ行ってきました。オペから1か月ほどはすごく体力が落ちていて、歩くのもやっとのことも多く、ベビーカーや車椅子のお世話になったこともありました。さすがにベビーカーは体重はギリギリなものの、身長が大きくて足がつかえる‥ショコラもほとんど乗らないまま大きくなってしまって、長年お世話になったベビーカーもそろそろ卒業なのかな、少しさみしいです。

年が明けてからはギプスからコルセット(写真)に変わって軽量化。それとともに少しずつ体力も回復して、キズの痛みも治まってきました。側弯のオペだったのですが、矯正のためよりはキズの保護としてのコルセットでお風呂、就寝時以外はずっとつけていなくてはなりません。脇から腰骨まである大きなコルセットはバニラ自身に負担だったらしく、最初はイヤイヤ抵抗してましたね。
毎日何度も何度も説明をして、「ゆるくするから〜」(実際はきちんとベルト固定)と言い聞かせて、朝はバトルで両者クタクタ。しかし、日々のものというのは慣れるものですね。だんだん受け入れてくれるようになって、そのうち昼寝もそのままするようになったり、背中のベルトに手が届くと自分で外せるようになり、さらに自分でつけられるようになったりもして、葛藤しつつ自分を守ってくれる大切なものと理解してくれました。保育園ではそれほど話題になることもなく、すんなり。学校ではそれでからかわれることはなかったけど、先生からクラスメートには最初に説明してくれて体育の着替えは別室で行うなど学校側から配慮してくれて、いろいろ提案してくれました。
子供たちの素直な感想はいろいろと「カチコチだねー」「たいへんだねー、すごいねー」「ロボットみたいだね」などなど。バニラ自身はなーんとなく話題には触れて欲しくなかったような感じに受け取れましたが、本音はどうなんだろう?私が知る限りでは、自分からは大人にはコルセットの話をしても同級生には話しませんでしたね。

さて診察ということでバニラ、初の学校早退です。
中休みに迎えに行くと、校庭で遊ぶ子供たちに紛れて先生や友達と待っていてくれました。
友達に励まされ、手を振ってくれて、その上、私たちの姿が見えなくなるまで「いってらっしゃ〜い!!バイバーイ!」とずっと追いかけて来てくれてた子たち。母としてとても嬉しく感じました。だからもうちょっと心開いておくれよ、バニラ。(そんな反応なんだもん‥)

「5月になってレントゲンで大丈夫だったらコルセット外れるよ、それまでがんばろうね」と言い聞かせてきたので、待ちに待った診察でした。週1度しかない側弯外来はいつも大混雑で、まだかまだかと詰め寄る人がたくさんいて空気が重いです。全国的に側弯専門の医師が少ないのは昨今の医師不足と同問題でしょう。より専門性のある科はどこも患者さんがあふれて医師と患者のバランスの悪さがとても気になります。

そして、まもなく診察。レントゲンOK、キズの回復OK(痛みもなく、キズもすごくキレイ)
めでたくコルセットは卒業となりました!最終判断は後半年経ったあとのオペ後1年での検査。若干、まだ姿勢が悪いのが気になるので、それ次第かなぁという結果になりました。運動もまだまだ制限とのことでしたが、バニラ、大喜びでその場で「もういらな〜い♪」とコルセット放棄。

バニラは視力も弱いので、姿勢が悪くなりがち‥これからはカッコいい姿勢を意識して、進行しないよう気をつけないとなー。
課題はあるけれど、身軽になったバニラは足取りも軽く、「自転車に乗りたい」「公園を走りたい」と動きたくてムズムズしている様子。あまり激しく動けないけれど外遊びいっぱいして、体力つけて日々の生活が一段と楽しくなるといいなと願ってます。
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